小学生とインターネット

小学5年生の女の子で、最近自分のホームページを開設して、アニメのキャラクターの絵とか日記とかをアップし、掲示板なんかも設けている娘を持つ父親としては、いくら「特異な個別の事件を無理やり一般化してまがい物の『教訓』などを導き出そうとするべきではない」という持論の持ち主であったとしても、一応は気になるのも仕方ない。というわけで、昨夜帰宅したらたまたま娘がまだ起きていたので聞いてみた。「長崎の事件はなんか影響があるか?」すると、「べつに〜。学校でも先生は何も言ってないよ〜。それに私はチャットは嫌いだし」という答えだった。まあ、普通はこんなところではないか。自分でホームページを作っているような児童は、IT難民のおじさんおばさんたちより、ずっとネット社会の危なさを知っているし、防御策も講じているのではないかというのが、娘のホームページ作成の初っぱなだけ少し手伝ってやった父親の感想である。文科省がこんなもの
http://www.asahi.com/national/update/0604/005.html
文科省佐世保事件受けプロジェクトチーム設置へ)
をつくったようだが、役人の「アリバイづくり」そのもの。はっきり言って税金の無駄だ。文科省はもっとやることがたくさんあるだろうに。