暑さに参る

 午後1時、真昼のビエンチャン市内に繰り出したのが失敗だった。日が頭上の真上に昇り日陰がない道。ホテル近くの市場に向かったのだが、10分も歩くと汗が噴き出して止まらなくなる。暑さに負けて食堂に入り、ビールを飲んだのがなおさら悪かった。息も絶え絶え状態でホテルに戻りプールでリフレッシュするつもりが、水はぬるいしプールサイドも暑すぎて、パラソルの下でゆっくり昼寝…というもくろみもまるで駄目。結局冷房の効いた部屋に帰ってベッドで休む。東京でひょうが降ったというニュースを見て、別世界だと思った。