バンコクで考えたことなど

その1.たばこ。想像以上にたばこ規制が厳しい。人が大勢集まる場所、レストランやホテルのロビーなどでは、ほとんど禁煙だ。たばこを吸っている人もそんなに多くないと思う。ただ、昨夜のクルージング・ディナーでは、隣のテーブルにいた若い男性がいきなり喫煙。灰皿は用意されていなかったのだが……。その2.音。街中の騒音は結構ひどいと思った。まあしかし日本の鉄道のホームの騒音(不必要なアナウンス)もひどいけど。その3.甘いお茶。食堂で出るお茶(緑茶)も、コンビニで買うペットボトル入りのお茶も、ことごとく甘味料が入っていて甘い。お茶を甘くするのは仏教の習慣?紅茶は砂糖を入れるよね。コンビニで探しまくって、"sugar free"(苦笑)の緑茶を見つけるも、飲んでみたら、ほのかに甘い。その4.アジア。小泉首相靖国参拝に中、韓が反発…それはよしとしよう。しかし、日本の新聞がそれを「アジアが反発」という見出しで報じると、首を傾げたくなる。そうそう、私が滞在しているホテルでは、「毎日新聞」朝刊がリアルタイムで読める。ファクスをコピーしたものが毎朝部屋に届くのだ。さて、中、韓のみがアジアではない。タイは、インドネシアは、シンガポールは日本の首相の靖国参拝をどう見ているのか、記事にしてみてはいかがか。おそらく特段何の反応もないから記事にならないのだ。だいたい、一国の首相が国内の戦没者追悼施設に参拝することを、とやかくいうことがどうかしている。「アジア」がみな、反発しているわけではないことを押さえておこう。