危ない話

昨日午前中、週末に開かれる大規模な市場(チャトチャック市場)での話。40代くらいの女性(いかにも人の良さそうな、おばちゃんという感じ)が日本語で「こんにちは」と話しかけてくる。日本語で知っている言葉はそれだけらしく、あとは心許ない英語での会話になる。「私はフィリピンから来て、バンコクの親戚の家にホームステイしている。日本にも仕事で行くことがある」という。仕事はバンドの歌手だそうだ。「日本語ができる連れがいる」という話になって、もうひとり女性が現れた。「彼女の親戚は、彼女が日本に行くことを心配している。できれば日本のことを話してあげてほしい」とホームステイ先に誘うのである。話がだんだん怪しい方向に向かっていく。「今日はこれから約束があるから」と言って、その2人と別れた……。asiakenさんによると、「そのホームステイ先は、闇の賭場の可能性が高い」そうだ。一度連れて行かれると身ぐるみはがされるおそれあり、と。危ない、危ない。