名古屋めし・その3

todorin2004-06-03

東京の名古屋めしブームの火付け役となったといわれるzetton。初めて、その恵比寿店に行ってみた。恵比寿の駅から徒歩5分という立地のよさ、洒落た感じの店内、従業員の接客態度もいいと思う。要するにこの店に「名古屋めし」を求めて行った私が間違っていたのだろう。名古屋めし的なメニューは、味噌かつ、天むす、石焼ひつまぶし、台湾ラーメン*1くらいで、その他は特に名古屋っぽくない。一品ごとの量が少ないので、男3人で行ったりすると頻繁に料理を注文しなければならなくなる。一度にたくさん注文することをお勧めする。今回、この店に来た最大の目的は、台湾ラーメンを食べることだった。台湾ラーメンというのは、具が挽肉とニラのみでスープに唐辛子が浮いている激辛ラーメン。タンタン麺を凶悪にしたものというイメージだろうか。辛いものが好きな私は、とにかく甘い味付けの名古屋めしの中では、この台湾ラーメンがお気に入りのひとつだったが、東京に台湾ラーメンを食べさせてくれる店は、私の知る限りzettonしかないと思う。ところが食べてみると麺スープともに不満が残った。ラーメン屋さんでないのだから、台湾ラーメンの雰囲気を味わえるだけでもよしとしなければならないということか。台湾ラーメンを堪能するには名古屋に行くしかないようだ。